第28回外国人の皆さんの日本語意見発表会

2018年11月11日(日) 第16回ひたち国際文化まつりにて(シビックセンター2F多用途ホール)

 5カ国出身の発表者11名の皆さんが、それぞれの国の文化背景や個人の立場から「環境・家庭・平和・教育」等のテーマで意見を述べました。日本人が話しているかと思わせるような流暢な日本語での発表や、話の内容、語り口や表情で思わずホロリとさせられる発表もありました。今回は審査員の採点を取り入れ、会場の聴者の投票と合わせて入賞者への公平性を保つ評価としました。

 発表後の交流会では発表者を囲んで会話が弾み、発表者の友人や知り合いの参加も多く、地域における正に国際交流の場がそこにありました。またアトラクションでは、茨城県華人舞踊団の皆さんの「中国の歌と踊り」を堪能しました。「日本での生活を体験し、ユニークな文化を楽しみ馴染んでもらっている様子が嬉しかった」「自国と比較できる立場から、改良点もどんどん発言していって欲しい」など、来場者から期待の声が寄せられました。

国際交流ボランティアネットワークさくら

「国際交流ボランティアネットワークさくら」は、草の根の国際交流のアイディア "Think Globally, Act Locally" (世界に目を向け、地域で行動する) をもとに、日立市在住の外国人の方々を支援しようと1990年より活動しています。個人と個人をネットワークし、それぞれの力を発揮しながら行動していくという思いを会の名称に込め、さくらの花びらになぞらえた5分野の活動を続けています。