インターナショナルカフェ開催 ~ 外国人のトークによる異文化ア・ラ・カルト ~

2020年11月15日(日)第18回ひたち国際文化まつりに参加し、異文化トーク・インターナショナルカフェを開催しました。

今回の文化まつりは、コロナ禍において密集を避け安全確保に最大の注意を払いながら開催されたものでした。今年度はさくらの活動30周年にあたり、「外国人の皆さんによる日本語意見発表会」が第30回目となるはずでしたが実施が叶わず、何か小規模でできる範囲でと、異文化交流の場を設けることになりました。

シビックセンター多目的ホールは通常の半数50席の使用に限られましたが、センタースタッフの丁寧な指導のもと1メートル間隔を守って椅子を並べ、除菌と空調にも注意を払い、万国旗のレイアウトと舞台上のスクリーンが揃うとゆったりとした明るい雰囲気に会場が整いました。

今回はアジア圏出身の方々の話を聞いて異文化を再発見し更に理解を深めるという趣旨で、さくら日本語教室で学習中の周さん、韓さん(中国)、ジェニーさん(フィリピン)、さくら日本語学校のマイさん(ベトナム)の4名の皆さんをパネリストとして迎え、日立国際交流協議会副会長・神永敏光さんのコーディネートにより軽快な進行で興味深い話を具体的に聞くことができました。

近い国々の知っているようで知らなかった習慣や考え方などを分かち合い、会場の方々の話も交えて異文化ア・ラ・カルトのメニューが充実し、コロナ禍のなか心癒やされるひとときでした。

国際交流ボランティアネットワークさくら

国際交流ボランティアネットワークさくら

「国際交流ボランティアネットワークさくら」は、草の根の国際交流のアイディア "Think Globally, Act Locally" (世界に目を向け、地域で行動する) をもとに、日立市在住の外国人の方々を支援しようと1990年より活動しています。個人と個人をネットワークし、それぞれの力を発揮しながら行動していくという思いを会の名称に込め、さくらの花びらになぞらえた5分野の活動を続けています。