日本語教室だより

 木曜教室は現在受講生が10名在籍しています。出身国は中国、フィリピン、ベトナム、カンボジア、スリランカの5か国です。講師は新たに3名が加わり9名になりました。初級から上級コース、日本語能力試験対策コースまで受講生に合わせた授業を行っています。勉強会も頻繁に行い、スキルアップに努めているところです。また講師はそれぞれ教材を研究し教え方を工夫して授業に臨んでいます。生徒さんに「今日も楽しかったです!」「日本語は面白いですね。」と言ってもらえると嬉しい気持ちになります。

 また秋にはハロウィンのお祭りを楽しみました。12月には生け花の先生方にご協力いただき、素敵なクリスマスアレンジメント教室を開くことができました。生徒さん同士の会話も弾み、楽しい交流ができました。これからも皆さんの生活に役立つ存在として頑張っていくつもりです。日本語を学びたい外国人の方に、この教室を利用していただけたらと思っています。

 土曜教室は、講師12名、受講者は12ヵ国24名(男性12名、女性12名)です。この中には小学生が4名います。受講生は、ひらがな・カタカナの習得、日本語能力試験への挑戦、日常会話の向上など、各々が目標を持って学習しています。講師たちもそんな受講生の気持ちに応えられるように、資料を準備したり、教え方を工夫したりして、楽しく有意義な時間を過ごしてもらえるように努めています。12月21日 年末の茶話会では、講師と受講生が数人ずつ集まってグループを作り、いつもは話す機会のない人たちとフリートークをしました。話が盛り上がって楽しそうな声が聴こえてきました。秋からは新しく講師4名が入会し、先輩講師のサポートを受けて一緒に学習しています。新講師の方々には、短い模擬授業を実施してもらい、意見交換による講師全体のブラッシュアップを進めています。


国際交流ボランティアネットワークさくら

「国際交流ボランティアネットワークさくら」は、草の根の国際交流のアイディア "Think Globally, Act Locally" (世界に目を向け、地域で行動する) をもとに、日立市在住の外国人の方々を支援しようと1990年より活動しています。個人と個人をネットワークし、それぞれの力を発揮しながら行動していくという思いを会の名称に込め、さくらの花びらになぞらえた5分野の活動を続けています。